名古屋にはさまざまな貸し事務所があるため、選ぶ際にどのような点をチェックするべきなのか悩んでしまう物です。今回は名古屋の貸事務所探しに役立つ、チェックポイントを紹介していきます。
エリア
まずはどこのエリアで貸し事務所を利用したいのかを決めておきましょう。エリアを明確にしておけば、その中で物件を探せばよくなるため、スムーズに決まりやすくなります。 ただし、エリアは環境や賃料などに大きく関わってくる要素のため、あまりこだわりが強くないのであれば、後で決めても問題ありません。人気のエリアだと賃料が高くなる傾向にあるため、場合によっては予算オーバーになってしまい、そもそも事務所を借りることすらできなくなってしまうでしょう。 基本的には駅から近い、オフィス街があるなどの条件に当てはまる場合は、賃料が高くなりがちです。このような名古屋のエリアにどうしても貸し事務所を借りたい場合は、ある程度のコストがかかることを覚悟しておかなくてはなりません。 また、コストがどうしても厳しい場合は、名古屋市内で希望するエリアの近辺で、貸し事務所を探すことをおすすめします。希望エリア内ではないものの、比較的近い場所となるためおすすめです。
環境
名古屋市内周辺の環境がどのような状況なのかも、貸し事務所を選ぶうえでの重要なポイントとなります。たとえば治安が悪いと言われているエリアは、騒音をはじめとするトラブルが起こる可能性があり、場合によっては仕事へも悪影響を及ぼしてしまうでしょう。 また、最悪は事故や事件に巻き込まれてしまう可能性もあるため、治安は最低限こだわっておいたほうがよいポイントです。ネットで名古屋市内の事件・事故などの情報を調べれば、ある程度の件数が発表されているので、貸し事務所を探す際は参考にするとよいでしょう。 駅から近い場所が良い、買い物ができる場所が近くに欲しいなど、立地に関する条件も大切です。これらは貸し事務所で過ごすようになってから、利便性を感じる要素のため、妥協しすぎてしまうと仕事に専念できなくなってしまいます。 立地がよいと求人を出したとき、応募者が集まりやすいという大きな利点もあります。今後スタッフを増やしていきたいという展望がある場合は、最低限立地にはこだわっておいたほうがよいでしょう。
広さや間取り
ある程度の広さが確保されていないと、仕事に専念できなくなります。狭すぎる部屋は集中力が乱れやすくなり、大切な資料や機材などの保管も難しいです。狭い部屋は比較的賃料が低い傾向にありますが、あまりにも狭すぎる部屋は避けたほうがよいでしょう。 具体的に広さは、人数に対して2～3坪を目安にするとよいと言われています。オフィスとして利用する場合は、会議室や休憩室などが必要になる場合もあるため、用途によって間取りや広さを決めておくのがおすすめです。 また、間取りも全体のレイアウトに関係する要素です。間取りが理想的な形だと、動線を確保しやすくなり、業務効率化を実現しやすくなります。過ごしやすさという要素に直結しているポイントなので、必ず確認をしておきましょう。
賃料
まずは現実的にいくらまでの賃料を支払えるのか、明確にしておく必要があります。せっかく希望する名古屋の貸し事務所を見つけても、賃料が高すぎてしまっては、利用することができないからです。 賃料は毎月支払うものなので、費用負担が少ないのが理想的です。ただし、物件の条件が良いと賃料は高くなるのが基本なので、立地の希望と賃料のバランスを見ながら決定しましょう。 たとえば賃料が高く物件を決められない場合は、希望条件を変更して物件を探し直すとよいでしょう。名古屋駅近くのエリアから、郊外のエリアへ希望条件を変更するだけで、色々な物件が見つかるようになります。 いくら理想的な事務所で仕事がしたいからと言っても、無理に高い賃料の物件を選んでしまうと、その後の生活が苦しくなってしまいます。賃料を滞納する結果にならないよう、無入りなく支払える範囲内で選びましょう。
設備
事務所内の設備も、物件を決めるうえでの重要なポイントです。中でも必ずチェックしておきたい点として、セキュリティ面が挙げられます。事務所内には仕事に関する様々な資料や機材などが保管されているため、セキュリティが整っていればいるほど、安全性を確保できます。 日本国内ではさまざまな犯罪が起こっているため、防犯設備にこだわることも大切です。監視カメラやキーロック機能など、少しでも安心できる要素があれば、自分はもちろんスタッフも不安にならずに仕事ができるようになるでしょう。 ただし、設備が整っている物件は、賃料が高い傾向にあります。どのような設備を求めているのかを明確にして、賃料とのバランスを見ながら考えましょう。